麻生太郎財務相は9日、一万円、五千円、千円の紙幣(日本銀行券)を20年ぶりに刷新すると発表しました。
では、今回の紙幣に使われる偉人は誰なのでしょう?
千円・・・北里柴三郎
功績:「日本の細菌学の父」ペスト菌を発見し、また破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献した。
五千円・・・津田梅子
功績:日本の女子教育の先駆者
一万円・・・渋沢栄一
功績:日本の発展の為、経済が回るよう「東京証券取引所」から現在のみずほ銀行・キリンビール・一橋大学など、500以上の企業・施設の設立に貢献しました。
SNS上ではマイナーな人物ばかりという声が目立ちますが、現在の一万円札は前回は変わらなかったことに対し今回変更になるので、福沢諭吉相当またはそれ以上の功績を残されていると見て良いでしょう。
ちなみに現在の千円札の野口英世の師匠に当たるのが次の千円札:北里柴三郎で、北里柴三郎の恩師が福沢諭吉なんだそうです☆
次に、人物以外で今までのデザインとどう変わるのか、調べてみました。
①裏面:千円→葛飾北斎の代表作・富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」五千円→藤一万円→東京駅丸の内駅舎
②偽造防止対策として、見る角度によって肖像画の3D画像の向きが変わって見える最先端のホログラムを世界で初めて紙幣に導入。光に透かすと模様が浮かび上がる「すき入れ」についても、従来より高精細な模様を導入。記番号も現行の9桁から10桁に増やす。また、見やすいよう額面の数字も大型化する。縦横のサイズは3紙幣とも現行と同じとする。
③ユニバーサルデザインを採用し、額面数字の大型化や指の感触で識別できるマークの形状・位置変更などを図っている。これまで紙幣の表に大きく表示していた「壱万円」「五千円」「千円」の漢数字は、小さくなって左上へ移動。代わりに「10000」「5000」「1000」の算用数字が目立つ位置に配置されている。
③に関しては、数字の位置が今までと逆になるということですね!
発行は令和6(2024)年度上期だそうで、前回からピッタリ20年後ということです。
楽しみなような、名残惜しいような、複雑な気分です> <
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