雨の日のお出かけしたくなるような傘

雨の日のお出かけしたくなるような傘

皆さん雨は好きですか?
本日1月8日はあいにくの雨模様な姫路市ですが、新成人の方々は無事成人式を終えられたのでしょうか。

 

そういえば、一説では日本語で雨を表す単語は400語ほどあるといいます。
理由としては温帯湿潤気候で雨の多いこと、そして四季が関係しているようです。
事実、同じように降る雨でも季節によっては名前が変わることがあります。
日本語って奥深いですね!

 

ちなみに冬の雨の名前は次のとおりです。

 

●時雨(しぐれ):晩秋から冬にかけて降る、降ったり止んだりのあまり強くない雨。
●朝時雨(あさしぐれ):朝方に降ったり止んだりする雨。
●北時雨(きたしぐれ):北風とともに降る雨。
●山茶花時雨(さざんかしぐれ):山茶花の咲く時期に降る雨。
●横時雨(よこしぐれ):横殴りに降る雨。
●村時雨(むらしぐれ):激しく降ってさっととおりすぎてしまう雨。
●月時雨(つきしぐれ):月明かりの中の時雨。物語や絵画の中のような風流な景色。
●氷雨(ひさめ):霙(みぞれ)や雪に変わる前の凍るように冷たい雨。
●凍雨(とうう):凍りつくような冷たい雨。また、雨粒が凍って降ってくる雨のこと。
●寒の雨(かんのあめ):小寒、大寒の時期に降る雨のこと。

 

まだまだありますが、いかがでしたか?
時雨にもこんなに種類があるなんて驚きです。日本人の感性はとても豊かですね。

 

 

雨の日の必需品

さて、雨に濡れないように必要なのはもちろん傘ですね。
そんな傘が日本にやってきたのは552年頃のこと。

 

日本書記によると、百済の聖明王が使者が釈迦仏の金像1体、蓋(きぬがさ)、幡各若干、仏教論書若干を献上した旨の記述がありました。
これが文字に残る最古の傘とされています。

 

当初は主に日除けとして使われていたようです。
そこから日本が独自に開閉できるよう改良したものが和傘のはじまりの唐繰傘、もしくは唐傘と呼ばれるものです。

 

和傘は柿渋、亜麻仁油、桐油などを和紙に塗り、防水加工が施されていたため、防水性には優れていましたが、耐久性はなく、また竹を数十本骨に使用していたこともありかなり重たいものでもありました。

 

明治時代以降の洋傘の普及により、その姿はほとんど見かけなくなってしまいました。

 

これは生産の全てを日本国内で行えるようになり、低価格で提供することができるようになったことが理由です。
ちなみに日傘として4000年前にエジプトなどで誕生した傘はこれまでにその形をほとんど変えることがなく現在へと繋がっています。
(もちろんはじめは折りたたむことができない、雨の日に使う用に防水加工は施されていないなどはありましたが。)

 

やはりこれ以上の合理的な形はないということでしょうか...。
いえいえ、面白い進化をしているものもありますよ!ということで何点か紹介したいと思います。

 

 

面白い傘

機能的に面白い傘を紹介します。

 

坪井浩尚さんがデザインしたスタンディングアンブレラ。

 

傘

 

画像引用:YD

 

これで手を離しても安心?!

 

 

お次はこれ!

 

傘

画像引用:nubrella

 

両手が自由に使えて便利なヌーブレラ!リュックみたいに背負って装着するタイプのようです。
これは小雨にはよさそうですね...。

 

 

個人的に実物を見てみたいのがこれ!

 

傘

 

画像引用:YD

 

なんと傘がバッグに早変わりする便利なインサイドアウトアンブレラ!
すごいアイディアです...。このように収納するようです。

 

傘

 

バスや電車などを利用する人は傘の置き場にも困るし濡れているのも気を遣ったりしないといけないし...というときにとてもいいと思いませんか?!

 

 

子どもウケ抜群なのはこれ!

 

傘

 

画像引用:GUN BLOG

 

アンブレラウォーターガン!!
どうやら雨水が持ち手の水鉄砲にどんどん溜まっていく傘のようです。
雨の日が待ち遠しくなるような傘ですね!

 

そのほかユニークなデザインのものもたくさん発売されていますね。

 

傘
画像引用:東京ノーブル「べジタブラ」

 

 

傘
画像引用:腕時計アクセサリーのシンシア「ライフルアンブレラ」

 

 

傘
画像引用:アマゾン「ペット用傘」

 

 

楽しい気持ちで

面白い傘でなくてもお気に入りの傘や長靴、レインコートなどがあると雨の日の憂鬱が軽減されるような気がします。
たまに使うものこそいいものを買ってみると楽しみが増えていいですね!

 

あと、雨を題材にした映画を観るのもなかなかおすすめです。

 

雨の歌とかも多いですよね。
意外と日本人は雨が好きなのかもしれません。

 

こんな和歌もあります。
【万葉集】
「雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 差し曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」
(意:雷が少し響いて空が曇る。雨も降ってくれないだろうか。そうすればあなたがここにいてくれるだろうに。)
―返歌―
「雷神(なるかみ) 少し響(とよ)みて 降らずとも 我は留まらん 妹し留めば」
(意:雷が少し響いて雨が降らなくても、私はここにいますよ。あなたがいてくれるのであれば。)

 

女性の歌を男性が返す門答歌と呼ばれるものです。
素敵な恋の和歌ですね。雨の降る前のにおいや音まで感じそうな歌です。

 

と、このように雨にも素敵な一面がたくさんあります。
雨の日にしかできない楽しみをぜひ見つけてみてください。

 

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また、雨が苦手な方もリズムのオンライン通販をご利用してみてください。

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