お料理をおいしくする魔法の鍋、「ル・クルーゼ」。
実際に持ってる!使ってる!という方も多いのでは?
ル・クルーゼは鋳物ホーロー鍋です。
高熱で溶かした鋳鉄を型に流し込んでできた鉄にエナメルコーティングを施し、耐久性・保温性に優れた性能を持つ鍋のこと。
つまり、優れた熱伝道と蓄熱性があるのでお料理が冷めにくく、エナメルコーティングされていることによってにおいがつきにくいということです。
フライパンの場合火が当たっている部分から食材に熱が入るので火力ムラがでますよね。
一方鋳物ホーロー鍋は鍋全体が温まってから食材全体にゆっくり熱が伝わっていくので煮崩れしにくく、さらに甘みた旨みも引き出すのでおいしく調理できるのです。
さらにル・クルーゼの場合、独自のフタにもおいしくする秘密があります。
フタの3箇所にある細かなスチームポイント。ここからゆっくり蒸気が抜けるため、素材の雑味を逃がし旨みを引き出しているのです。
ル・クルーゼは創業1925年の老舗鋳物メーカーです。
1990年代に多岐にわたる商品を製造するまではココット・ロンドが主でした。
ル・クルーゼは機能的かつ美しいキッチンウェアを作ることをモットーにしています。
確かにル・クルーゼの鍋は出来上がったものを食卓にそのまま出しても違和感のないデザイン、カラーですよね。
また、とても丈夫なのできちんとした使用・保管を守れば百年使えると言われています。
長く愛用できるのも人気の理由のひとつではないでしょうか。
鋳物ホーロー鍋は意外とデリケートです。
せっかくだから百年使い続けたいとお思いの方も多くいらっしゃるでは?
使う前にきちんとした使用方法と保管方法を確認しておきましょう。
・強火にしない!
焦げてこびりついてしまいます。
・空焚きしない!
表面がガラスなので危険です。
・落とさない!
ホーローにヒビが入ったり、割れてしまいます。
・急な温度変化をさせない!
ガラスなので急な温度変化などで割れてしうことがあります。
・調理器具に金属のものを使用しない!
傷がつき、そこから錆びてしまう可能性があります。
・完全に乾燥させる
傷が付いていた場合、水が残っていると錆びてしまいます。
・他の食器などに触れない
デリケートな素材なので触れたりしていると傷や欠けに繋がります。
結構傷がついたり欠けやすいようです。
そこから錆びてしまう危険性があるので本当に注意!!きちんとした方法で保管しましょう。
使用中や洗うとき、保管する時など最初から最後まで気が抜けません。
でも長く付き合っていくとその手のかかりようも愛情を持つ理由のひとつになるのかもしれません。
長く使い続けたいという『もの』を大切にする気持ちがくらしと心を豊かにする、そんな気がします。
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